SAUNA JOURNAL / 素材・木材
サウナの木材はどう選ぶ?ヒノキなどの特徴と手入れ
サウナの木材を選ぶときは、香りや木目に加えて、どこに使う材なのかを見ます。身体が触れるベンチ、壁や天井、雨を受ける屋外外装では、確認する条件が違います。ヒノキなどの樹種名だけで品質を決めず、材料の仕様と仕上げ、手入れの方法を比べましょう。

木材は使う場所ごとに比較する
| 部位 | 購入前の確認事項 |
|---|---|
| ベンチ・背もたれ | 肌が触れる面の仕上げ、節やささくれ、清掃と補修 |
| 壁・天井 | 対象サウナでの使用仕様、厚み・施工、換気との関係 |
| 床・すのこ | 水分が残る場所、取り外しや清掃、交換方法 |
| 屋外の外装 | 雨・日射への対応、外部塗装、屋根、再塗装の条件 |
同じ樹種でも、加工、乾燥状態、節の入り方、使う場所で製品の条件が変わります。「サウナ用」という説明だけで判断せず、実際の製品に使われている部位と仕上げを聞いてください。
当社のヒノキ製品は、掲載している材料仕様で見る
当社の国産ヒノキサウナボックスは、材質を「信州産ヒノキ・無地上小材」と掲載しています。国産ヒノキバレルサウナでは、表面に節がほとんどない高グレード材「無地上小」をカスタマイズで選べます。どの等級の材を使うかは、見積もりの仕様書で確認してください。
木肌の色や香りは写真だけでは判断しにくいため、実物や材料サンプルを見られる機会があるか問い合わせてみてください。香りは好みで選ぶ要素であり、香りがあるからといって日々の掃除が不要になるわけではありません。
他の樹種と比べるなら、同じ部位の仕様をそろえる
他社製品でスプルース、アスペンなどの表示を見たら、壁の材なのかベンチの材なのかを確認します。樹種ごとに一律の優劣を付けるより、同じ部位の厚み、表面の仕上げ、交換方法をそろえて比較した方が、自分の使い方に合うか判断できます。
サーモウッドなどの表示がある場合は、熱処理に関する説明を確認してください。名称だけでは元の樹種、処理条件、使える部位まで分かりません。屋外向け材料の説明を、肌に触れる内装材の性能として転用しないよう、対象製品の材料表で確認します。
ベンチは肌が触れる面と手入れのしやすさを見る
ベンチは座面の幅や高さに加えて、角の仕上げ、節や金属部分、背もたれとの位置関係を確認します。写真では目立たないささくれや傷みがないかを、引き渡し時の点検にも入れてください。使い始めてから変化が出た場合の補修窓口も聞いておきましょう。
掃除のために外せる部材があるなら、外し方、重量、再取付の方法を確認します。当社ボックスは規格により移動式と固定式のベンチがあります。製品のベンチ構成を確認し、奥や床に手が届く清掃方法まで比べてください。
内装の塗装と外部塗装を混同しない
当社の外部塗装は、屋外仕様のボックスやバレルの外側に施すオプションです。色はタンネングリーン、シルバグレイ、ジェットブラック、ウォルナット、スプルース、やすらぎの6色から選べます。室内の壁やベンチに同じ塗料を使うものではないため、室内を塗りたい場合は、高温になる場所や肌が触れる場所で使えるかを塗料メーカーに確認してください。
雨を受ける外装では、木材だけでなく屋根、雨水の流れ、地面からの水はねを含めて検討します。塗装の種類と補修時期は対象製品の案内に従ってください。色の選択と、防水・維持管理の計画を別々に聞くと、必要な費用を把握しやすくなります。
木材の価格差は本体仕様と一緒に比べる
サウナ本体の価格には木材以外に、規格、ベンチ、扉、窓、組立方式、オプションなどの違いも反映されます。同じ人数の製品でも条件が違うため、価格差をすべて樹種の差として扱わないでください。
見積もりには材料の表記、仕上げ、外装、保証・補修条件を残してもらいます。掃除に使う道具・洗剤、変色や割れが出たときの相談方法も確認すると、購入後の管理まで見通せます。清掃・乾燥・換気の記事も合わせてご覧ください。
よくある質問
サウナにはヒノキが最も適していますか?
樹種だけで一律に決められません。使う部位、材料の品質と加工、設置環境、好み、補修方法を合わせて比べてください。当社のヒノキ製品は各製品ページで仕様を確認できます。
外部塗装の色を室内にも塗れますか?
当社掲載の外部塗装は外装のオプションです。内装やベンチには、対象製品で使える仕上げかを確認し、外装用塗料を自己判断で使わないでください。
木材を選べばカビ対策になりますか?
材料だけで清掃や乾燥を省くことはできません。製品の換気、手入れ、屋外なら雨対策を合わせて確認します。
参考資料・製品情報
掲載情報は2026年10月8日確認。価格は当社製品ページの税込掲載値です。納品仕様と輸送・工事などを含む総額は、設置条件に合わせて見積もります。



