SAUNA JOURNAL / ストーン・保守

サウナストーンの選び方対応サイズ・必要量・交換と手入れ

サウナストーンは、見た目や袋の価格だけで選ぶ消耗品ではありません。ヒーターごとに指定される形状・サイズ・積み方があるため、まず型式を確かめます。購入時に付属する石と交換用を分け、必要量と手入れの条件を確認しましょう。

木製サウナ室のヒーターに積まれたサウナストーン
記事のテーマに合わせた生成イメージ

最初にヒーターの型式と取扱説明書を確認する

「電気式用」「ロウリュ用」という表示だけでは、使っているヒーターへの適合は分かりません。メーカー、型式、指定される石の形状・寸法、積載量を取扱説明書で確認します。型式が分からない場合は、銘板と本体の写真を購入先に送ってください。

自然の石、装飾用の石、ほかのヒーターから外した石を、適合確認なしで入れないでください。石の種類を変えたり、量を減らしたりする前にも、対象機種の使用条件を照合します。ヒーター全体の買い替えなら、石の条件も見積もりに含めて聞きます。

最大容量と付属量、購入する量を分けて考える

ストーンの最大容量・付属量と納品条件
掲載機種最大容量・付属量付属条件
BROS SAT最大20kg別売
HARVIA KIP最大25kgメーカー標準構成はストーン付き。当社の納品範囲は見積もりで確認
HARVIA SPIRIT最大50kg掲載構成に丸型ストーンを含む
BROS SAO付属量として約80kg掲載構成に含む

最大容量を超えて詰めたり、必要な空気の流れをふさいだりしないよう、実際の量と積み方は説明書に従います。表の数値を、どの石でも同じ重さを入れればよいという意味に受け取らないでください。

袋の重さと必要量が一致しない場合もあります。新規購入なら標準付属分、交換なら残せる石と交換する石を確認してから用意します。定期点検のときに破片や割れが見つかった場合は、量を補うだけでなく積載全体を確認します。

WALLは操作方式による型式差に注意する

HARVIAのメーカー仕様一覧では、WALL 4.5にダイヤルコントローラー仕様のSW45(ストーン最大15kg)と外部コントローラー仕様のSW45E(最大20kg)があり、容量が異なります。WALL 6(SW60)とWALL 8(SW80)はダイヤル仕様のみの掲載で、いずれも最大15kgです。当社掲載のWALLはダイヤル操作の構成で、サウナストーンを含みます。

シリーズ名だけで容量を決めず、手元の型式と資料を照合してください。交換用の購入相談では「WALL 4.5」という名称に加え、銘板の型式と取扱説明書を示します。メーカー一覧の別型式の数値を、そのまま今のヒーターに当てはめないようにします。

サイズ・形状はメーカー指定の組み合わせで選ぶ

HARVIA JAPANでは径の範囲が異なる石や丸型の石を案内しています。SPIRITは当社掲載構成でも丸型ストーンを含みます。石を丸型にすればすべてのヒーターで同じように使える、という意味ではありません。

石を積む前の準備や、エレメントの周囲での配置も対象機種の説明書に従います。重い石で発熱部を圧迫したり、石を無理に押し込んだりしないよう、指定される手順を確認してください。適合する交換品が不明なら、型式を添えて購入先に問い合わせます。

交換は使用頻度と石の状態を合わせて判断する

HARVIA JAPANのFAQは、同社ヒーターについて、少なくとも年1回、頻繁に使う場合は数カ月に1回、ストーンを取り出して底にたまった破片や汚れを掃除し、割れた石は新品に替えるよう案内しています。家庭で週に数回使うのか、施設で毎日長時間使うのかによって点検の間隔を決めましょう。

作業は停止・電源の扱い・冷却について説明書の安全手順に従って行います。エレメントのひび割れや変形が見つかった場合は、石の交換だけで済ませず、購入先へ点検を相談してください。電気部品の修理は自己判断で行わないでください。

見積もりでは石と保守の条件を残す

ヒーター購入時は、石の種類、付属量、追加分の扱い、初回の積載と試運転を誰が行うかを確認します。交換時は型式、使用頻度、石の状態の写真を送ると、適合品と必要な対応を相談しやすくなります。

ヒーター選びと合わせてストーンの条件を確認したい場合は、ヒーター一覧で型式を選んでからご相談ください。ロウリュに使う水やかけ方の基本はロウリュの記事にまとめています。

よくある質問

石は最大容量まで必ず詰めればよいですか?

最大容量は上限の情報です。指定サイズ、形状、必要量、積み方を取扱説明書で確認し、空気の流れや発熱部を妨げない配置にします。

ストーンは毎年すべて交換しますか?

一律の全交換年数では決めず、使用頻度と破損・劣化の状態を対象機種の点検基準で確認します。割れた石や底の破片、発熱部の状態も点検対象です。

丸型のストーンをどのヒーターにも使えますか?

対象型式で認められる形状・サイズかを確認してください。SPIRITの掲載構成が丸型だからといって、すべての機種へ共通に使えるわけではありません。

参考資料・製品情報

掲載情報は2026年10月8日確認。価格は当社製品ページの税込掲載値です。納品仕様と輸送・工事などを含む総額は、設置条件に合わせて見積もります。